« ワクチン防腐剤チメロサール・その1 | トップページ | ワクチン防腐剤チメロサール・その3 »

2013年8月19日 (月)

ワクチン防腐剤チメロサール・その2 MMRワクチン

水銀防腐剤チメロサールが問題視される少し前に

大きな注目を浴びたのが、MMRワクチンと自閉症の

発症の問題です。

 

イギリスの消化器外科医であったアンドルー・ウェークフィールド氏は、

MMRワクチン接種によって腸炎症状を起こした子供たちが、

自閉症を発症したという論文を有名な医学雑誌Lancetに発表しました。

 

 

この論文が切っ掛けとなり、イギリスを始めとして、副作用を

恐れた家族がMMRワクチン接種を控えるようになりました。

その結果、麻疹などの感染症が増加して社会問題になった

というのです。

 

 

ワクチン接種を控えたために、小児の感染者が

増えたことを問題にした政府と製薬会社は、

ウェークフィールド氏の論文のあら捜しをして、

10年間に及ぶウェークフィールド氏潰しを行いました。

Photo

そして、体制側は最終的に論文を削除するという行動に

出たのです。

Photo_2


この間の出来事については、

TKサービスの野口氏のHPに詳しくまとめられていますが、

体制側と少数派側との戦いにおいては、様々な情報が飛び交い、

どれが本当に正しいのかを判断することが重要になります

http://www.tomorrowkids-service.com/autism/index.html

 

ここでは、その賛否を論じることは控え、発達障害を

多面的に捉える立場から単純に考察してみます。

生ワクチンであるMMRワクチンを接種すると、

子供たちの身体の中の免疫機能が刺激されます。

それは、全身に存在する白血球も活性化され、

腸管においては腸内細菌を相手に戦いを仕掛ける

可能性があります。

常在菌の腸内細菌に対し、ワクチンによって一時的に

興奮させられた白血球が腸粘膜で大立ち回りをする結果、

腸炎症状が起こります。普通はここで収まりそうですが、

体質的(遺伝的要因として)に炎症のコントロール機能が弱いと、

この炎症反応が脳神経系まで及ぶ場合もあります。

ワクチン接種が自閉症発病の切っ掛けとなるかの

判断は難しいですが、ワクチン接種によって腸内での

炎症が起き、さらに脳神経系にもそれが波及する

可能性は否定できません。

ワクチンが間接的に影響するか、直接的に影響するかは分かりませんが、

結果として神経症状が出ることもあり得ます。

しかし、体制側からすれば、そんなことがあってはいけないのです。

理屈抜きで、否定しなければいけなかったのです。

ただし、私はワクチン接種を否定しているわけではありません。

重篤な感染症を予防するために、ワクチン接種が最重要

ということは医療者として理解しています。

しかし、個人差があって、ワクチン接種の反応に違いが

あることも事実です。

子供たちの発達の問題には、遺伝的要因という個人差と、

障害の直接の引き金となる環境的要因という組み合わせが

重要と考えます。

今日はここまでにして、次回はMMRワクチンと

水銀防腐剤チメロサールのことをお話しします。

« ワクチン防腐剤チメロサール・その1 | トップページ | ワクチン防腐剤チメロサール・その3 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ワクチン防腐剤チメロサール・その2 MMRワクチン:

« ワクチン防腐剤チメロサール・その1 | トップページ | ワクチン防腐剤チメロサール・その3 »

無料ブログはココログ